石巻市

帰国して早4ヶ月。

 宮城県石巻市を訪ねた。ここは400年前に支倉常長がメキシコ/スペイン/イタリアを目指して旅立った場所。そして昨年の大震災で大きな被害を受けた場所。至る所で未だに震災の傷跡は残っていたものの、復興に向けて、これまた至るところで商いを行っていた。復興マルシェで見た震災直後の写真に目頭があつくなった。

近況

メキシコ生活も一年半

ー国際機関の長を努める日本人の英語を聞く。一点の曇りもない、拡張高い英語。ここまで完璧に話すと嫌みな感じがしない。

ー落ち着き/自信がとりあえず重要ということに改めて気付かされた週末の国際会議と今晩の会食。

ー自分が憧れるのようなものを感じるモーターサイクル・ダイアリーズに出てくるような中南米の世界。普段生活している限りにおいては、ほとんど気付くことがないが。

小旅行(ピレネー山脈散策)

彼女が送ってくれた「一度は訪れたい場所500選(National Geographic社)」でふと見つけたカタロニア・ロマネスク教会群を目指し、小旅行。



単線列車でボイ渓谷を北に登り勇んだが、シーズンオフであったため、教会群にはたどり着けなかったけれど、川に削れれた渓谷や湖を車窓から堪能することが出来たので、良しとする。

Messi Club Barcelona

芝居、音楽会、展覧会、スポーツ観戦、どんな分野でも、言ってしまえばただの傍観者に過ぎない観客が動かされることってそうあるものでない。でも、人離れした才能を目にする時には、周りの目を気にせずに、思わずため息が出たり、なぜか笑ってしまうこともある。


今日のバルセロナFC対アルセナル戦で4得点を決めたメッシ正にそんな感じだった。一人、近所のバーで観戦しているだけなのに、誰に向けてでなく、感嘆の声を上げてしまっていた。




【タイトルは現地のスポーツ紙ASから引用】

旧レオン王国の首都:Leòn

セマナ・サンタ(復活祭)中にマドリッド籠っているのも息が詰まるので、北へ電車で3時間、カスティージャ・レオン州の旧都レオンへ行ってきた。


以前ガイドブックで知ったレオンのカテドラルを見たかったのが目的。スペインには至るところに歴史ある教会があり、これまでにも、Toledo, Sevilla, Salamanca, Santiago de Compostela等で立派な大聖堂(カテドラル)を見てきたので若干食傷気味ではあったのだけれど、レオンのカテドラルは四方の壁を覆うステンド・グラスが有名で、ここから差し込む光がどのようなものか見たかった。


このように行く前からこれから見るだろう光景を思い浮かべることなど殆どしないのだけど、レオンのカテドラルは期待を裏切らなかった。このほかにも、12世紀ロマネスク時代の天井一面の宗教画が原色のままのこるサン・イシドロ教会やガウディ設計のカサ・ボティン等、小さな町ながら見どころが多い。また、サラマンカと同じカスティージャ・レオン州なのに何故か食事(Casa Condeso)も旨く、好印象を持って帰る。


ここはレコンキスタ運動の双璧の一つレオン王国の首都であった町。だからという訳ではないが、とかく観光地にありがちな浮ついた感じが無かったし、町あるく人たちにも、復活祭だということもあろうが、何か余裕みないなものを感じた。

Futbol

夜、自分のセクションのサッカーチームと練習。


今年のクラスでは、まだ完全に自分の殻を抜け切れている感じがしない中、こういう風に一緒にフィールドを駆け回ることによって、ひとつ打ち解けるきっかけとなれば良い。


今日もロンドン・チェルシーFCの青いレプリカ・シャツを着た。10年前に米国留学する際に大学の先輩から貰ったシャツで、考えたらこのシャツを着て随分色々なところでサッカーをしたものだ。

Feedback

第一学期を終えた今、当時の作業グループ内でフィードバックをやった。


フィードバックはお互い匿名で、グループワークに関する様々な項目(例えば、共同作業に対する姿勢や貢献度)について評価する。そしてその相互評価を手にした上で色々と話し合うというもの。


普段は面と向かって口にしない、他人から見た自分を知ることが出来、これは今後に向けた反省点を確かめるものとして良いもの。ただ、自分へのフィードバックは若干厳しく、省みる点多いことを認識。