2008-01-01から1年間の記事一覧

今日の一句

"Vanity and pride are different things, though the words are often used synonymously. A person may be proud without being vain. Pride relates more to our opinion of ourselves, vanity to what we would have others think of us." -Jane Austen …

Olivier Messiaen 生誕100周年

サラマンカの(旧)大聖堂でピアノの先生のデゥオ(Atlantis Piano Duo)がリサイタルを開いたので、聴きにいった。 今年は生誕100周年に当たるということで、メシアンの「Visions de l'Amen ("Visions of the Amen")」という作品を弾きつつも、教会でのリサ…

seis grados de separacion (ポA or B編)

人の縁は・・・とは本当によく言ったもので、毎朝すれ違うサラマンカの住民の中にも、ちょっと探ってみれば自分とのつながりを持っていたりするもの。 そんなことが今日あった。 ピアノを練習しているところには、もう一人、年配の女性の方が練習していて。…

言葉の語源(gringo)

スペイン人は人種の違い(外見上の特徴)に敏感である気がする。会話とかでも「誰それは(髪の色)で(肌の色)」という内容のものをちらほら聞くことができる。 さて、白色欧米人のことを指す「Gringo」という言葉があるのだけど、この言葉は、メキシコ人に…

El Corte Ingles と「だるまさんが転んだ」

さて、最近の発見。土曜日の演劇の際、何故か「だるまさんが転んだ」を遊んだ。 こちらの呼び名は「El Corte Ingles」。実はこれ、スペインの有名(大衆)デパートの名前。ルールは大体同じなのだけど、こちらでは、“まぁーだぁだよぉ”と言う役の「鬼」が、…

Fuegos de Euskadi (バスクの火)

バスク自治州(Pais Vasco)サン・セバスティアンまで旅行。 電車が毎日一本、6時間で到着。9月にサラマンカへ来てから初めての旅行だったのだけど、いささか貧乏なこの地方都市の生活に馴染み過ぎたのか、スペインで最も豊かとされるバスク自治州・サンセバ…

”aprendiz de todo, maestro de nada”

は、つまり、“jack of all trades, master of none”のことで。 教授の前でピアノを弾いた後にそう思った。趣味でピアノを続けるのは良いことだと思うけれど、音楽院の教授に見てもらうのは実は初めてのこと。楽譜を正確に追うことさえままならない実力で見て…

スペイン語の浮き沈み

未だ身についていないスペイン語の出来は、体調の浮き沈みに大きく左右されるようだ。 ここ一週間は、課外活動その他におわれ、睡眠があまりとれなく、講義での聞き取りも、家(ピソ)の中の会話も、いまいちキレがない。 今夜はちゃんと寝よう。 明日は、ク…

休日の過ごし方

・最近の週末は、大学院の友達とルームメイトと一緒に、Tormes川近くのフットサルコートでよくサッカーをやっている。夕暮れときに、川岸に見える、大聖堂は、よく映える。 ・散々手を伸ばした課外活動もあって、本業(?)の大学院がおろそか気味。 せっか…

初発表(演劇)

毎週土曜日に参加している、学生劇団La Mascara(仮面)のリハーサル。 今週ずっと準備してきた、舞踏(coreografia)を披露。 →演劇の世界は少し麻薬の様で、のめりこむと、とことんのめり込めてしまう。スペイン滞在の目的は、先ずは語学を習得することで、…

スペインの病院事情 

と大袈裟に書くほどでないのだけど。 先週末サッカーをやった際に足を痛め、念のため、今日大学病院へ。 数年前の中国でも一度病院の世話になったのだけど、外国で病院へ行く際に心配なのが、まず第一に、言葉がちゃんと通じるかとうこと。と第二に、費用と…

曇り時々雨

今日、米国大統領選。 RTVE(スペイン国営放送)では、深夜12時半から「総力特集」を組む。 サラマンカは、スペイン内陸のカスィーア・ラ・マンチャ州にあり、土地柄海に面したガリシアやカタロニアに比べて、人々は閉鎖的だと言われる。よって、店の店員…

寒い

朝のサラマンカは寒い。 フェロー諸島の「Teitur」が心地よい。

イケてる日本

唐突だけど、日本から、たくさんのよっちゃんイカとともに、Boseのスピーカーが届いて、家で視聴会。 ここは、やはり何か日本の音楽ということで、Teriyaki Boyzの音楽をlastfmで検索してかけてみたら、かなり好評。無論Teriyaki Boyzは勿論日本の「今の」音…

ピアノ

・昨日の続きじゃないけど、今日、日本人の友達と歩いてたら、通りがかりの車から「チ―ノ(Chino)!」と大声。 咄嗟のことで反応が出来なかったけれど、道端でこんな罵声を聞いたのは、8年前にキューバを旅行していた時以来のこと。 ・音楽院で、教授の前…

人種差別 (サッカーを例に)

マルセイユ対アトレチコ戦の一部ファンの暴動のニュースが出ていた。 この事件は、特にマルセイユのファンの暴動及びこれを押さえるスペイン警察の映像が激しかったこと、またマドリッドのチームが制裁を受けた事件ということもあり、スペイン・メディアでも…

ピアノ(サラマンカ編)

サラマンカには、なぜか二つも、音楽院があって。 ピアノを続けられないかなと先生を探していた。旧市街地にある一つの音楽院は受付の時点であっけなく断られたけれど、もう一方のConservatorio Superior de Musica(高等音楽院)の方は、受付で粘っていた時…

サークル探し(演劇編)

夜・法学部生徒会の演劇(Teatro)ミーティングへ。 スポーツ部は十数人だったけど、今回は最初、 なんと、最初は3人しか集まらなかった。。。 遅れてきた人たちもいて、最終的には十人近くになったのだけど、やっぱり課外活動への関心は低いよう。しかし、…

サークル探し(サラマンカ大学編)

勉強の他に、今、時間を割いているのがサークル探し(そしてこれを通じた、仲間探し)。 日本の大学は勿論のこと、これまで見てきた、米国、英国、そして中国の大学も、学生サークルは盛んだった。で、スペインでも同じだろうと、学生課、スポーツ課、文化科…

サラマンカ大学生 第一日目

今日から大学院での講義が始まった。 サラマンカ大学法学部の「欧州学修士(European Studies)」 で、今日は初日だったのだけど、一時間ほどディレクターの説明及び生徒の自己紹介があった後に、さっそくビジネスライクに淡々と講義が始まった。特に歓迎会…

アパートが決まる(サラマンカ編)

一週間以上、町を歩き続け、気に行ったアパートも何件か断られた後、やっと決まった。 旧市街の端に位置する9階建のアパートの最上階で、スペイン人二人と、アイルランド人、ドイツ人とシェア。家の中でもスペイン語を話すためにも、スペイン人とのシェアは…

サラマンカでの宿探し

10月から大学の講義が始まるが、未だホストファミリーのところにやっかいになっている。 (旧市街、スペイン人との共同生活、インターネット接続、等々)条件が厳しいからか、アパート探しは意外に難航。今は学期まえのシーズンということもあり、。町中の…

サラマンカ到着

研修先のサラマンカに着いて2週間目。オビエドから、アルプスのような景色の広がるPicos de Europaという山脈を越え、カスティーヤの荒野をしばらく走ってやってきました。 海に面したガリシア州と違い、サラマンカは陸の孤島の様で、少し視界が開けたとこ…

友人の動向をスペインの新聞で知る

先日、ラ・コルーニャ(La Coruna)に向かう電車であEl Paisを(スペインの全国紙)広げてたら、「文化面」でThe Tokyo Look Bookという本の紹介をやっていた。日本のファッションについての本なんだけど、それが実は友人が出版した本であることを知る。記事…

サンティアゴの写真

サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂

ガリシアの雨

今日は一日授業があり、少し手抜きのカショ書き ・今日から三日は雨が降るとのこと。半島の北西端に位置するガリシア州は漁業と雨で有名。 ・9月1日から、寮が本格的に開業。食堂/喫茶店/バーがなかなかおいしいコーヒーを出す。食事も魚が出るのでなか…

ラ・コルーニャ

昨日はガリシア州を南にポンテヴェドラ(Pontevedra)へ、今日は北へ向かってラ・コルーニャ(La Coruna)まで電車で遊びにいった。 ポンテヴェドラでは、町を当てもなく歩いてて、良い匂いに誘われて、ちらみしつつ、入ったシーフード・レストラン、ラ・コ…

Cuando estas dando paseos en santiago

ガイドブックにサンティアゴで音楽を聞きたければ、路上が一番と書いてあったのだけど、実際にそう。 今夜は、スペイン人じゃないのに、授業後にシエスタ(昼寝)をたしなみ、その後夕刻になってから、町中へ。まず、Rua de Francoという飲み屋が連なる通り…

スペイン最初の週末(el primer fin de semana en ESPANA)

今いるサンティアゴ・デ・コンポステーラ大学は、ありがたいことにイベントが豊富で、今週末はガリシア州都ヴィーゴへの遠足が企画されていた。・・・にもかかわらず、朝起きたらすでに午後3時というテイタラク。 なので、今週末は人口10万人足らずのサン…

Las calles de Santiago (サンティアゴの小街路)

昨夜の夜も旧市街へジョギングしに行って思ったのだけど、やっぱりスペインの夜は遅い。 サンティアゴは大聖堂のまわりを石畳の路地が迷路のように入ってはまた開けたりする。小さな広場(plaza)が幾つもあって、こういう場所に、歌や音楽が響き、そのまわ…