言葉の語源(gringo)

スペイン人は人種の違い(外見上の特徴)に敏感である気がする。会話とかでも「誰それは(髪の色)で(肌の色)」という内容のものをちらほら聞くことができる。


さて、白色欧米人のことを指す「Gringo」という言葉があるのだけど、この言葉は、メキシコ人に聞いたところによると、米国がメキシコを攻めたときのこと、当時、緑色の制服を纏っていた一小隊を率いていた将校が、「Green, Go!!」と叫ぶのを聞いて、米国人をGringoと(蔑称として)呼ぶようになったとのこと。よって、今では全スペイン語圏で通じるこのこの言葉も、少なくともメキシコでは、今でも米国人のみに対して使うのだそうな。