ピアノ(サラマンカ編)

サラマンカには、なぜか二つも、音楽院があって。


ピアノを続けられないかなと先生を探していた。旧市街地にある一つの音楽院は受付の時点であっけなく断られたけれど、もう一方のConservatorio Superior de Musica(高等音楽院)の方は、受付で粘っていた時に、ちょうどピアノ科の教授が通りかかり、なぜか来週面接(テスト)を受けられることになった。ただ、若干困ったのは、音楽院を訪ねた日、その教授に


「で、どのくらい弾けるの?」と問われ、
(すでにもう一方の音楽院から門前払いをくっていたこともあって、)
「6歳から、もう20年以上弾いています。」


と、ウソではないものの、自分の実力とは程遠く、
「こいつぁ出来る、」と勘違い(?)されてもおかしくない答えを返したことが後悔される。


で、さっそく今日教授から届いたメールを確認したら、その日偶然会った教授はピアノ科の首席教授(Web)だったことがわかり、今更ながら若干腰が、引ける。



ピアノ関係でもう一つ。


先週、大学(がその存在を認識している)数少ない学生団体の一つ、ジャズ・ビッグ・バンド(名前もそのままBig Band)のメンバー募集を見て、訪ねてみたら、来週の金曜日にpruebaをやることになった。ジャム・セッションがあり、そこで「腕」を見て決める様子。ジャズは(も)、まったくと言ってよいほど出来ないが、参加することに意義がある...はず。



ただ、一つだけ問題があって。練習するピアノが、ない!