スペイン最初の週末(el primer fin de semana en ESPANA)

今いるサンティアゴ・デ・コンポステーラ大学は、ありがたいことにイベントが豊富で、今週末はガリシア州都ヴィーゴへの遠足が企画されていた。・・・にもかかわらず、朝起きたらすでに午後3時というテイタラク


なので、今週末は人口10万人足らずのサンティアゴ・デ・コンポステーラ市を歩いて散策。2時間くらいは歩いた。町は旧市街(ciudad monumental)と新市街(ciudad nuevo)に、きれいに分かれており、旧市街に関して言えば、大聖堂を中心に円を描くように、石畳の小路が大小、蜘蛛の巣のように町を縫っている。


坂も多くあるため意外にアップダウンが激しく、湾曲して下る坂とかを見ると、こんなところでサッカーすれば楽しそうだなと思ったり(サッカーといえば、今の寮(Ricardo Cadroso)の隣にコンクリート床のピッチがあり、毎回参加しようと思うのだけど、未だ輪の中に入れていないことがちょっと思い出される)。さて、大聖堂の他にも、大小様々な大きさの教会もあって、なにも(めぼしいものを除けば)特に関心があるわけではないのに、なぜか、とりあえずという感じで毎度入ってしまう。不謹慎だけど、ほとんど冷やかし。


ただただ歩いていても、ふと見上げれば、銅細工で作られた街灯の形が面白かったり、また小道から開けた際に、大聖堂の姿が眼の前にそびえているときなどは、特に夜半の橙色の灯りに照らされているときなどは、感動もの。あと昨日は、中に実際の井戸がある飲み屋に出くわした。>早く写真機を買おう。


あと、どうでも良いのだけれども、ここサンティアゴ・デ・コンポステーラの歩行者用の青信号は台北のそれと同じであることに気づく。帽子を被った棒人形が前のめりに歩くアニメーション。


(Playa de Scheveningen en el dia que me ha perdido mi camara...)


●ハーグ研修報告書を一応書き終えた。改めて、自分の日本語のあやふやさに辟易。書きかけの報告書の前で、頭の中をぐるぐる巡るのが、無意識に英語の表現だったりすると、それは画面上では、ただただ意味不明な文章であり、良い訳を探してみてもなかなか思いつかず、必要以上の時間がかかってしまう。日本語で書いているのに、なぜか翻訳作業が伴う。



●外国生活の経験の有無も、そこを自分の町(国)と感じて生活してきたか否かで、(新しい国での生活における免疫という観点からは)その意味合いが少し異なると感じる、今日この頃。つまり早くスペインを自分の国・町と感じられるくらいにならないかと思う。そのためにも、語学の上達が重要。