我孫子的休日

隣町千葉県 我孫子(あびこ)

昔、志賀直哉武者小路実篤等が住んでいて
今は小さくモダンな白樺文学館が立つ。初版本や原稿を展示する、展示室や資料室。近くにはコルク床の音楽室。林を長める和室もあった。将来住みたい家を思わせる。


展示の中では柳宗悦に目がいった。「韓国人を思ふ」という読売新聞へ書いた文章。韓国併合そして統治について。人は愛の前では従順だが、抑圧の前では頑強である。という意味合いのことをはっきりと書いていた。当時の雰囲気では勇気の居ること。あと志賀直哉と獄中の小林多喜二の間に交わされた書簡も。家に帰って「蟹工船」を読もうとおもった。


その裏には昔ながらのおせんべい屋さんがあって、そこの煎餅を土産に銀座のアップルストアへ向かうも目当てのイベントは入場制限が掛かっていて入れず、近くの麦とろ屋さんで牛タンと麦とろを焼酎で。


今読んでいる本。「空気」の研究 山本七平