アリカンテは今日も蒸す

Alicante

しばらく日記を書いていなかったが、
これはたぶん自分の状態が低空飛行だったことによる・・・。


まず、9月からのマドリッドの宿探しで結構迷った。
結局、宿代としては人生でこれまで一番の出費のところになり、貧乏性というか、そういうものになれない自分は、若干気後れしている。さらに、昨今の世界的不景気の中だと、余計に。


さて、最近どっかのランキングで「(外国人(expatriate)としての)世界で一番高い町ランキング」で東京が一位に輝いた。


東京に住んだ身としては、ニューヨークはもとより、ロンドンの方が、そしてマドリッドの方が高い気がする。多分に外国人としての暮らしが如何に現地の生活感覚とずれているかを表すようであるが、モスクワや北京のような所得格差が激しいところでは、治安やその他問題もあり、そう「地に足を着けた」生活をしたくないのも分かる。そうすると、マドリッドはどうだろうか?昨今の不景気(失業率18%強)から治安もよくなることはないなので、若干致し方ない気もするが、サラマンカでの暮らしからすれば、各段に出費が増える。



アリカンテについては相変わらず。
馬が合う(が、たまにスペイン語がうまく通じない)スペイン人二人と、地中海を眺める、アパートでのんびりやっている。今年から一人暮らしをするが、こういうルームメイトなら、又の共同生活も悪くない。


インターンシップは、8月も中旬に入り、完全にバケーション・モード。明日からは、手伝える仕事があるようだけど、今日は修士論文の作成のために、図書館に籠っていた。そこで、何気なく見つけたHarvard Business Reviewというビジネス誌を見つけても、いまいち興味がわかず、少し秋からが心配になる。


こういう時は好きな曲(Waters of March (Aguas de Marco))だけを流して、少し流そう。