竹田(zhutian)駅 池上文庫

昨日、仏教学院に着いてから初めて休暇をもらった。


老子面々に連れられ、台湾島の南端墾丁(ケンディン)へ。
当日は30度を越す暑さながらも、気持ちのよい晴天で、生まれてはじめての砂糖キビをむしゃむしゃ口に食んでいた。


帰る際、まだ時間があったので地元駅 竹田(ジュティエン)駅による。ここは台北からやってきたときに降りた駅。日本統治時代の駅舎が未だ保存使用されている。木造の平屋の建物。さながら昔の田舎駅。 そのときは気づかなかったが、隣には池上記念館文庫といのがたっていた。統治時代にここに赴任していた軍医池上一郎博士という人のために立てられた記念館で。中には小さな展示とささやかな日本語の本の図書館があった。夏目漱石芥川龍之介全集を借りる。こんな辺地で。なにか縁を感じる。


壁に貼ってあった写真は精悍でハンサムな青年のものであった。