何かの縁

India’s City Bus

旅行していてもいなくても、どこかで繋がっている人の縁ってすごいなって思う。でも同時にそれぞれ生きてきていれば色々な属性(たとえば自分ならこことここに住んだことがあて、音楽は何が好きで、あの小説を読んでてとか)を重ねていくので、それはなにかしら人との共通点はできるはな...とも思う。


インド旅行中も変に縁を感じる出会い


②映画シナリオライター
AurangabadからMumbai間の長距離バスの待合室で旅行者にあった。オーストラリア人で映画のシナリオライター。英、豪、印の合作映画を創るということでインドを周ってるって言ってた。インド・英国人のRana Dasguptaという作家の"A billionaire's sleep"という短編を作家本人参加のもと映画にしようという話らしい。


僕があったときはボンベイの投資家への売り込みの為だった。映画にも投資家っていうのがいて、ただ他の投資家とい異なるのは彼らへの売り込みは数字よりも話を売るという作業が面白いんだって。インディペンデントながら映画を作るという職業人と初めて会ったので興味心身。本の「版権」を買うってどんなことなのか、プロデューサーってどんな職業なのかと…数十分の時間ながらとくとくと話してもらった。色々な世界があるよな。


日本に帰ってその作家Rana DasgputaとシナリオライターRobert Hutchinsonの名前を検索したら本当に出てきた。ちなみにその短編が入った小説は英語、仏語、ロシア語など何ヶ国語にも翻訳されているみたいでタイトルは"Tokyo Cancelled"っていう。インドのバス停でオーストラリア人と"Tokyo..."という小説の話をしているのはなにかシュールな縁とも思える。