羊と公園とサッカー

講義風景

ハーグ市は、実は、なかなか素敵な街で、今日サッカーをした公園なんかは、隣が羊の放牧場になっていて、さらに奥へ進めば、小川の流れていたりする森になっている。


ちょっと突拍子もないけれど、こういう緑の豊かなところで、家族を育てられたら、良いなと思ったりした。この公園は緑が本当に贅沢で、広くて、そして人がちょうど良いくらいにまばらで、うらやましい。ちょっと日本にないかもしれない、贅沢な都市公園だった。


さえ、毎回四苦八苦しているディプロマ・セミナーの最終日。今日のテーマは「国際司法裁判所の管轄権の限界」で、議論は雲の上。毎回のことながら、勉強不足を痛感。そのストレスをサッカーで解散したわけ。


日が暮れる10時頃、公園から帰ってきたら、同じアカデミーで研修を行っているUNITAR(国連訓練調査研究所)の研修生が大きな宴を開いていて、中をのぞいてみたらミャンマーの外交官が激しく踊っていた。寝る前でもあり、少しうるさかったので、音を下げてもらったので、ちょっと嫌なparty pooperになってしまった。


悪魔のように発音が難しいと言われる「Scheveningen(多分:シュヘーヴェニンゲン)」ビーチは中心部から路面電車で15分くらいのところにある。



少し更新の間隔が開いたけれど、先週はICTYユーゴスラヴィア国際戦犯法廷)視察があったり、週末にアムステルダムに遊びにいったりした。今週の講義は「南沙諸島の領土問題と国際法」と「国際人道法(戦争法)」。南沙諸島の講義は、マニラ大学の教授によるものだけど、中国絡みということもあり、またよく準備されている講義で、朝いちばんにも関わらず、興味深々に聞いている。