大統領就任式

オバマ氏の米国大統領就任式はここスペインでも大ニュース。


SERラジオで聞いたところとある世論調査によればスペイン国民の9割近くが好意的に見ているとのこと。*1


さて、就任式の演説部分をTVでみたけれど、もちろん自分のスペイン学能力の問題もあるけれど、同時通訳だと、内容は通じても、いまいち、鷹揚やニュアンスが通じず、期待してたほどには感動はしなかった。原稿をまだよく読んでいないけれど、それほど感情に訴える内容ではないのかもしれない。


しかし、様々な意味でマイノリティである彼が米国大統領という地位についたことは、今後彼がどんな大統領になろうとも、それ自体すごく意義大きいことであり、最高裁裁判長が大統領任命を言い渡したときは、家の中であったにも関わらず、小さく拍手をしていた。

*1:しかし、彼らからすると政教分離(laico)であるはずの米国において、聖書に手を置き、"so help me god"の言葉で大統領就任の宣誓が行われることは若干驚きであるらしい・・・。欧州でも飛びぬけて「カトリックな」(教会の影響力が強いと言われている)国なのに・・・とも思うが。