アリカンテ・インターンシップ兼バカンス

アリカンテ

心なしか秋の気配さえもしたバスク地方から、マドリッド経由で8時間、バレンシア州アリカンテ市にやってきた。ここは、地中海に面した港町で街には到るところにヤシの木が生える南国。毎日30度を超す高温多湿と完全にトロピカル。


今住んでいるところは、その地中海に面したアパート。テラスから一面見渡す限りの海、そして砂浜まで徒歩2分。ゆっくり出来そう。
アリカンテにいるのは、今週から8月下旬までの6週間、欧州商標意匠庁(英語でOHIM 若しくは スペイン語でOAMI)というEUの専門機関でインターンシップをやっているから。


ここでインターンをしたかったのは、(1)27か国が参加する地域機関EU(欧州連合)がどのように動いているのか見てみたかったのと、(2)ビジネス環境でスペイン語を使いたかったこと。


さて、月曜日に、久し振りにスーツを着、まっとうな社会人が起きるべき時間に起きて「初出勤」。


まだ一週間目だけど、とりとめなく印象を箇所書きに。


・労働環境が(自分の職場に比べ)良い

  • 広い(自分の職場と同等またはより大きいのに職員数は700人余り)、そしてほとんど個室
  • 労働組合が強いのか、面倒見が良い
  • 地中海を見渡すテラス・ラウンジでの食事
  • ジム
  • 語学を含めた各種トレーニング・プログラムが豊富


・言語

  • OAMIは英、西、仏、独、伊の5か国語が公用語となっているが、実際に職場で使われる言葉はセクション・ボス毎によって変わるそうで、運良く自分のボスはバレンシア出身のスペイン人で、所属セクションの「公用語」もスペイン語
  • 職員は皆、少なくとも2か国語を話すことが求められているのだけど、仕事以外の職員同士の会話が何語になるかは、初顔合わせの時何語を使っていたかによるとのこと。ということで、自分は意識してスペイン語しか使っていない。