Taj Mahal to the Ganges

来た、見た、たーじまほーる

昨日Taj Mahalを見に行った。朝日が昇るのをまって。
朝霧に包まれた大理石は夢現のよう。霧でぼやけていたのがよかった。


遺跡もよいが、それよりもIndia Rail。
列車のように生活に密着した ものの方が驚きがいっぱい。インド初の列車はAgraからVaranaci、Poorva寝台急行。駅舎についたのは出発一時間前、出発したのは予定時刻の3時間後。もう慣れた。。。


Agra駅での音:
ひっきりなしに遅延のアナウンス。"train number XXXis --- hours late, wll be arriving at track OOO. we are sorry for the inconvenience"と英語とHindu語で交互にアナウンスされるが、英語とヒンデゥー語の区別がつかない。。。しかもよりによって肝心のXXX、---、OOOといったところが聞き取れないから始末が悪い。インドは英語が通じる。。必ずしもそうでもないらしい。アナウンスに聞き耳をたてながら、4時間ひたすら待つ間も周りを眺めれば(あとから思えば)それなりに面白い。


ぷらっとホームにはベンチがあるが、数は限られ、屋根下に大声で鳴き鳴きズラーっと並ぶ鳥の糞の落下点。数発攻撃を受けた後に退散。ほかホームは床に荷物をしき座っている人、ビニールをひいて寝ている人でいっぱい、。その間をたくさんの野良犬が徘徊する。時々野良犬同士の縄張り争いが勃発したりするも、人間様には牙を向かなく、くんくん言っている。インドは野良牛、野良猿に加え、野良犬が多い。


駅スナック
さすがに4時間もい待っているとお腹がすく。ホームには車の荷台におおなべを乗せたチャパティー屋さんが何軒もある。チャパティーはジャガイモをこねたパン状のものをカレーのようなものにつけて食べるもの。バナナの皮を皿に4個で10Rps(30円位)。作りたて。床に座ってジャガイモを素手でむき、水はホームの蛇口から。若干衛生上、疑問があるのだが、食い意地がはっている悲しい性分で二度もチャパティー屋さんいお世話になる。


ガンジス川 =バナラシ=
そんなこんなで4時間、いいかげんだめだと思うころに列車はやってくる。今回は最上級のAC1等という席。現地通過で1800RPs(5000円位)。インドでは大金だ。そんなわけで同乗者は何かたくさんの兵士を従えた公安系の政府高官だった。その人に3/7、これから向かうバナラシで爆弾テロがあったことを知らされる。9・11のときもそうだけど、こういうニュース、まず、「からかっているの?」と思ってしまう。だが早朝駅につけば、駅の正門は封鎖され、町の至る所にライフルを背負った警官が立っていた。


ガンジス川
Hindu教徒に聖なる河と崇められるGangesにやってきた。川沿いでは日に何度も葬式の行進がここへ向かい、丸太で作られた台の上で火葬されていく。 両手をあわせて沐浴している人もいる。その間を縫うように大きな牛や やぎ や犬が歩く。 動物も人間も同じ景色のなかに溶け込んでいるのが印象的。夜になっても明かりの無い川辺には火粉が昇る。パチパチと火の粉があがる。暗闇のなかからは蛙の泣き声も聞こえる。、蛙の泣き声を聞きながら火の粉のあがる焚き火をボーっと見つめると、何か日本の夏の風景のようでもあり懐かしい感じがした。