レアル・マドリー

今年のリーガは、バルサが圧倒的に強く、ライバルたるべきレアルの弱体が目立つ。


確かに、ヴァン・ニステルロイが怪我で離脱した後、ピッチで見るべき(魅せる)選手は同じオランダ人のロッベンくらい。現在勝ち点差12で二位に付けているけれど、試合内容はしごくよくない。特にロッベン以外に一対一で勝負できる選手がいないのが、(メッシ、エトーイニエスタ、アルベス、シャビなどといキラ星のごとくそろっている)バルサなどとくらべると目立つ。


実際に見ててわくわくする試合をしていないし、今はスター選手もそれほどいない、しかしそれでもこのチームを大きくしているのは周りの目の厳しさじゃないかと思った。今日レアルはデポルティボに勝利し、二位についたが、新聞はそれでも酷評。勝利を以て良しとしなく、ピッチ上での積極性の欠如、想像性の欠如、そして(酷だけど)才能の欠如を厳しく指摘していた。この状態は、優勝した昨年から変わっていないとさえも言う。このように、高い理想とぶれない基準を持つメディアがあるから、レアル・マドリはなんだかんだ言っても、大クラブであり続けるんだろうな。