演劇近況(サラマンカ編)

amadeyus2009-03-11

マドリッドでの語学試験も終わって、丁度良く、演劇活動(?)が本格化。


今月25日、カスティーヤ・イ・レオン州の州都バジャドリッドに州内の諸大学が集まり開催される「演劇祭」にサラマンカ・ポンティフィシア大学のチームとして参加することになった。僕らは、モンティー・パイソンの小コントをスペイン語に訳したものを4本演じる予定で、自分は「ミケランジェロと最後の晩餐」でミケランジェロ役を演じることになった。


今晩から毎日リハーサルをすることになる。演劇の良いところは、ステージに立つ以上は(他の場所で往々に起こり得る)「外国人である」という言い訳が効かなくなること。よって、リハーサルでも、発音やイントネーションの良しあしなどを、「正しいカステジャーノ」(スペイン語)の発音で」とか「う〜ん、60点」とか、いろいろと遠慮なくダメだしされる。他の状況ならムッとしそうだけど、スペイン語上達の役に立つという「二次的目的」があるため、不思議と素直に受け入れられる。


・今夜、アンフィールドリバプールレアル・マドリーに4−0と圧勝。新聞の見出しは「レアル底をつく(El Madrid tocó fondo)」。それにしても、新聞のスポーツ欄は読むのが難しい。国際面や経済面は、(難しい言葉程ラテン語をルーツに)英語と似ているのだけど、スポーツ記事はもっと泥臭いというか、スペインの匂いが濃く、スペイン語特有の表現や比喩を多様するので余計に難しい。


話は変わるが、英国リバプールFCのアンフィールドは欧州滞在中に一度は行ってみたいスタジアム。他に、レアル・マドリーのベルナベウ、バルセロナFCのカンプ・ノウアスレチック・ビルバオのサン・マメス(通称「カトデラル」)などに行ってみたいが、スペイン滞在半年を過ぎるのに、未だ一回もサッカー観戦を行っていない、これはいかん。