y las mañanas me matan...(朝がつらい...)

セゴビアの教会

学校が本格的に始まり、選択科目ばかり履修してた前期とは一変、拘束時間が飛躍的に上がった。


夜遅いのに毎朝早く。
奇跡的に時間通りに起きながらも、意識朦朧とした中、地下鉄に揺られると、いつぞやと似た生活。あと、昨年*1と異なり、ほぼ100%スペイン語の環境にいて、会計や表計算など自分にとっては全くチンプンカンな授業を多く履修しているのも重なり、去年よりもずいぶん大変なのが正直なところ。


スペイン語を読む量は聞く量は確実に去年より多く、話す量もたぶん去年より多くなるんだろう。(書くほうは政治系の授業をとっていた去年のほうが下手をすると多いかもしれない)。ただ、確実に言えることはスペイン人、ラ米人と過ごす時間はすごく多くなっている。


こういう状況下だと去年よりもスペイン語のアラが見えてくるのも事実。特に周りの早いスペイン語にスピードを合わせようとする、ずるずると発音・イントネーションが崩れるところとか。それでも少しずつスペイン語に慣れて来ているのも確かで、逆に英語が出にくくなってくるのにも気付く。幼い頃に学んだ英語でもそうなるのは若干不思議で、これは中国語を勉強している時にはおこらなかった現象(北京時留学当時のクラスメートが英国人だったのもあるけど)。


・授業で、CNN+のCara a Cara (フェイス・テゥ・フェイス)というインタビュー番組をやっているジャーナリストが講演に来た。心に留めたメッセージは成功している人ほど自然体であったという彼の観察。

*1:昨年のサラマンカ大は非スペイン語圏の留学生もたくさんいたということ

新学期

マドリッド・グランビア

今日は朝9時から学校。新学期。


今日、なぜか朝一番の授業での席が一学期を通しての指定席になるということになっていて・・・。、向上心に燃える一部はハッスルして席取りのために早く登校してたが、午前9時で既に精一杯な自分は普通の時間に教室に入ると、見事最前列しか空いていなかった。ということで、今学期は眠気と戦いながら、毎朝最前列で講義を受けることになる。


今、前年入学組の最終学期と今年度入学組の第一学期を同時に受けているが、すでに達観した感のある前者と意気込み満々のクラスの雰囲気の違いが面白い。すでに数カ月学校に通っていて半分後者に属する自分は余裕・・・と思ってみても、いざ新学期の授業に参加すると見事雰囲気にのまれ、その課題量の多さと畑違いの勉強内容に圧倒され、かなり疲れて帰ってきた。


忙しいといわれるこのプログラム、今日が実質的の始動なのだけど、深夜になってやっと課題が終わる。予習は無論・・・。



マドリッドの良いところ:秋
サラマンカ地区の歩道の歩くと、足の下で落葉がパリパリと音を鳴らす。
程よい寒気を含んだ空がとても清んでいて、散歩が気持ち良い。
この感触・感覚は17年前まで住んでいた米国東部の景色に近い。

Cosas por hacer やり残してること

セゴビアの門

明後日から(第4、5学期を経たうえでの)第一学期が始まる。


が、その前に、やり残したことをやらなくてはならない。(1)サラマンカ大学修士論文の書きなおし、(2)インターン先OAMIの論文翻訳。両方とも、意外と手間がかかるのでコツコツと年内には終えたい。


やっと家にネットが入った。


風邪は1週間続く。

Las cosas se van mejorando

今週から、大学が「正式に」*1始まった。


昨月までは選択科目ばかりでスケジュール的にも、余裕があった(あり過ぎた)のだけど、今週から始まったオリエンテーションから依る遅くまで作業をしており、これからどのように忙しくなるか予想がつく。これは、大変だけれども、一日スペイン語漬けになるという観点からは非常に有益なので、大歓迎。


とはいいつつ、講義を聴き、小人数に分かれてグループ作業、そしてまた全体発表という過程は結構な負担。授業中にふとフェードアウトしたくなる衝動に駆られることも。残り8カ月の間に昨年以上にスペイン語が上達出来ればよい。


・明日スペイン滞在中「初」となるサッカー観戦。アトレチコ・マドリッドレアル・マドリッド@Estadio Calderon (アトレチコのホーム)。

・最近発見した歌手。Jorge Drexler(ウルグアイ)。(モーターサイクル・ダイアリーズのエンディング挿入歌をうたっている)

*1:大学ての話し合いの末、前年度の最終学期から始めっているので、今月から第一学期が始まった

las cosas van un poco mal

色々なところで調子が出なく、これが体調に表れている。


備忘碌的に記録すれば、
・インターネットがつながらなく、これの解約手続き(とその過程におけるスペイン語の未熟さに気づくこと)。
・アパートにおける騒音
・正式に始まった経営学修士の内容(特に会計学とか)が正直チンプンカンプンなところ。
・目の異常(とキャッシュレスでないことによる保険手続きの面倒)


と色々ある。


同時に良い点を書けば、
・今月マドリッドには上原ひろみ坂本龍一、そしてこれまで一度はライブで聴きたいと思っていたCassandra Wilsonが来る。来週はマドリッドジャズフェスティバル。
・大学院の授業は、拘束時間が多い分、語学能力(読み、書き、会話能力)が伸びることが期待できる。


追記:先週末はパリ、そして久しぶりの英国(ロンドン)へ。
・パリは相変わらず、華がある。シャンゼリゼ通りは凱旋門近くの雑多と店舗やバーがひしめく界隈はともかく、東の方は道がすごく広くとられていて、印象深い。雨が降っていて人通りが少なかったのも逆によかった。

・ロンドンも相変わらず。ただ大陸側との差が目に付いた。Cafe Nero等のフランチャイスは、「街角のカフェ」文化が染みついているスペインから来ると、とても表面的・味気なく映ってしまう。ほんの一例だけど、ロンドンはなんか「顔の見えない」商店が多いのが目についた。(スペインは逆に「顔が見え過ぎる」気分屋の店員・店が多いのに辟易することも多いが。)いずれにせよ、地下鉄、電車、パブ、空の色、など、しばらく忘れていたが、これら懐かしい空気を久しぶりに懐かしく思いながら、吸ってきた。

隣の芝生

昨1日は国慶


ということは、今通っている学校で配っているファイナンシャルタイムスとWSJで知った。もちろんスペインの新聞も扱っているが、(まだ代表紙El Paisを読んでいないので何とも言えないが、)若干扱いが、分析の深さという点でも、違う気がする。遠く欧州にいても、中国のことは昔勉強したこともあって、気になる。


そんな中、NYタイムズでカタロニア地方の闘牛の話が出てた。写真に写るスペインもそれはそれで不可思議なところで、興味深い。外国からスペインを見て、初めて気付くこともある。

アラビア・シリアより

後輩を訪ねに遊びに来ていたところをお邪魔する。


たった一年を経ただけで、熱くアラブ圏の文化や政治について語っているのを見て、若干うらやましくなる。研修目的では何よりもまず語学だけど、それだけでは時に物足りなくなく感じるのもまた事実。


周りの環境が、スペインに限られず、広く南米全域から来ている人達(学生)で固まっているから、スペイン一国について勉強している感じもしなく、また欧州という地域全体が、些細なことでは違いを痛感することをあっても、大きくみれば、資本主義先進国ということで、これまで住んできた国々と大きく違ったりせず、中東、ロシアそして中国から感じるエキソチズムを感じないからから。


しかし、それはまだまだスペインをそしてスペイン語文化圏に深く入るに到ってないからだけというのもある。また身の周りのことを注意深くみることにしよう。しかし、土曜日の今日、新聞を開けてみて、改めてスペイン語は深いと思う。特に、このようにスペイン語が使えるようになるには、まだまだ勉強が足りない。